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令和2年度 2学期終業式 校長講話

■皆さん、おはようございます。校長の黒田です。

■さて、本日は2学期の終業式です。例年の2学期より少し長く、大きな学校行事といえば体育祭のみでしたが、その体育祭は本当に心に残る学校行事になりました。皆さんに感謝しています。

 ■しかし、やはりちょっと長くて息切れした感がありました。お疲れさまでした。

■では、2学期終業に際し、私が皆さんに伝えたいことを3点、お話しします。

 

■1点目は、毎回の校長講話でお話ししている新型コロナウイルス感染防止についてです。

■最近の新型コロナウイルスは、東京・首都圏を中心に新規感染者が過去最多を日々更新するような状況で、感染の拡大が止まりません。

■1学期終業式にも、同じようなお願いをしましたが、この年末年始にもまたいくつかお願いをしなければなりません。

■まず、手洗い・マスク・ソーシャルディスタンスをしっかりと守るということ。

■次に、東京・県南部、また、人が多く集まる場所への不要不急の外出はひかえるということ。

■さらに、部活動については県教育委員会からの指示で1月17日まで原則中止ということになってしまいました。高校時代といえば人生のうちで最も活気あふれる時期ですが、そのエネルギーを思う存分発揮させてあげられないのは、とても申し訳ないことですが、今はみなさん一人一人の協力が必要です。年末年始の新型コロナウイルス感染防止対策をどうかよろしくお願いします。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

■さて、2点目はいつもみなさんの近くにいる「先生の存在」という話をします。

■昨日は漢字大会でしたが、漢字で「先生」とは「先に生まれる」と書きます。確かにみなさんより先に生まれた人というのは間違いないと思います。

■そんな言葉遊びからいろんなことを考えます。勉強を教えるという役割のほかに、「先生」って生徒のみんなにとってどういう存在なんだろうとか、その存在にどんな価値があるんだろうとか。

■突き詰めていくと、この言葉遊びのように、ただ先に生まれただけの人という答えに行き着きます。そうです。「先生」とは、決して偉いわけでもなく、ただ単にみなさんよりも「先に生まれた人」という存在なんです。

 

 

 

 

■しかし、私はそこにこそ大きな価値があるとも思うのです。それは先に生まれている分、人生の経験の量、ロールプレイングゲームでいう経験値がみなさんより多いということに価値があるように思うのです。

■みなさんは高校生だから16年、17年、18年の経験値。校長先生は54年の経験値。その差の分、成功の経験が多いというよりは、失敗したり、悩んだりした経験が多いわけです。そこにこそ「先生」としての価値があるのかなと思います。

■みなさんも高校生として日々悩むこともあるだろうと思いますが、校長先生もそれなりに悩みながら日々を過ごしています。

■そして、みなさんが失敗したり、悩んだりしてることは、私も遠い過去になるけれど同じようなことに悩み失敗していて、それをどうにか、または、なんとなくでもクリアしながら今に至っているわけです。

■その54年間の失敗談や悩んだことをこと細かくは説明はできませんが、今日は少しだけ、校長の失敗談などを話そうと思います。 

■私が同じ年頃の中学、高校時代は、ひたすら部活動をやっていました。

■中学では、野球部で中2の秋からはキャプテンを務めていました。野球は小学生のころ父に教えてもらって始めたのですが、中学から母子家庭となり、キャプテンになったときは、父に報告したかったけれど、それができず寂しかったのを思い出します。

■そんな思いでやってたにもかかわらず、へまをやらかして野球部をクビになってしまいました。

■復帰するため、ぶっ倒れるまでグラウンドをランニングしたのを思い出します。

 

■高校では初心者ながら柔道部に入り、頑張りましたが、中学から成長してなかったんですね、3年生の時にまたまたやらかして、クビになりました。

■反省を示してなんとか復帰を許してもらいました。

 

 ■高校3年で進路を決めるとき、当初は就職希望でした。家庭の経済的状況などを考えてのことでした。しかし、その結論は真剣に考えたものではなかったのです。

■その頃は、まだ将来のことが何も決まってない状態でしたから、いつも不安でいっぱいでした。

■3年次の6月ぐらいの担任面談の前に、「本当にやりたいことは何だろう」と真剣に考えてみたら、教師になりたいという答えが自分の中から出てきてしまいました。

■担任との面談で「教師になりたいんですが、どうしたらなれるんですか」と聞きましたら、「黒田君、教師になるには大学にいかなくちゃダメなのよ」と言われ、そこから勉強を頑張るようになりました。

■それで職業は今に至っています。

 

■私のつまらない経験の話をしてしまいましたが、要するに何が言いたいかというと、先に生まれたと書く「先生」というのは、校長先生もそうであったように、それなりの経験値があるので、なんでもは話してみるといいですよということです。それなりのアドバイスをできる存在です。そして「先生」とは誰のために存在するのか。それは生徒のためです。

■一番身近なのは、担任の先生ですので、悩みがあってもなくても、話をしてみてください。いつでも聞いてくれます。校長室もいつでも歓迎です。

 

■最後3点目、成績のことを少し話します。

■今学期、欠点を取ってしまった人もいると思います。怠けてしまった人、頑張ったけどテストの結果が芳しくなかった人、様々だと思いますが、でも決してあきらめないでください。あきらめなければ、先生方はとことん面倒を見てくれます。そのことを覚えておいてください。

 

■さて、本日は3点、話しをしました。

■1点目は、新型コロナウイルス感染防止対策についての話。

■2点目は、先生は経験値レベル高いから、何でも話してみたらという話。

■3点目は、欠点を取ってしまった人は、決してあきらめるな。

 

■さあ、今回の冬休みは、ステイホームの年末年始となりますが、無駄に過ごすことなく、それぞれがやるべきことをやり、自分なり楽しみながら、価値ある冬休みを過ごしてください。

■それでは、みなさんよい年越しを。