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令和2年度 3学期始業式 校長講話

★R030108校長講話.pptx

■新年あけましておめでとうございます。

■皆さん、元気に新年を迎えられてことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

■さて、新年の初めに当たり、また、今年度の締めくくりである3学期の始まりに当たり、私から3点、お話しします。

 

■1点目は、1学期、2学期に引き続き、新型コロナ対策について話をしなければなりません。昨日、政府より緊急事態宣言が再発令されましたので、そのことも含めて、お話しします。

■2学期終業式には、

 ①手洗い・マスク・ソーシャルディスタンスの厳守

 ②東京都・首都圏・混雑した場所への不要不急の外出を控えること

 などをお願いしました。

■年末年始、多くの皆さんがしっかり感染防止対策を行ってくれたお陰で、本校では一人も陽性者が出ておりません。このことについて、皆さんに心から感謝いたします。

■しかしながら、県内の感染状況をみますと、年末年始も新規感染者の拡大は止まらず、埼玉県では昨日、新規感染者数460人と過去最多を更新しました。県内の医療機関もひっ迫した深刻な状況のようです。全国でも7,490人と過去最多を更新しました。

■このような事態を受けて、年明けに東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県の知事が、政府に緊急事態宣言の再発令を要請し、政府により昨日緊急事態宣言が発令されたところです。

■これを受けて県教育委員会は、「感染防止対策を徹底しながら教育活動を継続する」との基本方針を示しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ということで、皆さんには改めて「感染予防の更なる徹底」をお願いいたします。

■そして、今回はもう少し具体的にお願いしますので、よく聞いて各自が自覚と責任をもって守ってください。よろしくお願いします。

■まず、2学期終業式にお願いした「手洗い・マスク・ソーシャルディスタンス」「東京都・首都圏等混雑した場所への外出を控える」は継続です。

■今回の緊急事態宣言では、飲食中の感染リスクが高いと言われています。皆さんも食事中が要注意です。ということで追加の①「食事中はしゃべらない」(会話禁止)。会話は食事後にマスクを付けてからとしてください。

■県立高校では、部活動でのクラスターも発生しているとのことです。ということで追加の②「部室で気を抜かない・マスク着用・会話をひかえる」

■県教育委員会の今回の基本方針では、「授業等における合唱・調理実習等も中止」が示されました。それを踏まえて追加の③「教室等で大声を出さない」。大声は飛沫を多く、遠くまで飛ばします。

■当然、下校時は可能な限り速やかに帰宅すること。カラオケに寄るなんていうのは、かなりの感染リスクです。

■今、お話ししたお願いを簡単にまとめましたので、皆さんしっかり感染予防をお願いします。

■万が一、感染者が出て臨時休業になることがあったら、Classroomを使って課題の指示や、場合によってはリモート授業も行うことがありますので、Classroomの指示を確認して、しっかり勉強してください。各自が緊急時という自覚と危機意識をもって行動してください。

 

■さて、2点目は、本校の学校目標ともいえる「目指す学校像」などについて、話したいと思います。

■皆さんは、本校の1番重要な目標である「目指す学校像」というものを知っていますか。知らない人は、本校のHPのトップページ右側「お知らせ」欄にある「R2児玉白楊高校【当初シート】」で確認してください。地域、保護者、中学生に向けて公開している、いやHPですので、全世界に公開しているものですから、張本人である皆さんが知らないと白楊の生徒としていかがなものか。ちょっと恥ずかしいかな。

■改めて、「目指す学校像」というものは、学校の目標の中で1番重要な目標であって、10年ぐらいのスパンで掲げている長期目標です。

■それでは知らない人のために本校の「目指す学校像」をいうので覚えておいてください。

■「母校を愛し、地域の未来を担う心豊かな産業人を育成する学校」というのが、本校の「目指す学校像」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■私がいつも言っている「主体的な学び」、言い換えると授業が楽しいということかな、それと自分の成長を実感できるような高校3年間を送ることができた生徒は、きっと母校を愛しく思うはずです。そんな生徒を一人でも多く育てていきたいという願いを込めて、冒頭の「母校を愛し」という言葉が入っています。

■そのあとの「地域の未来を担う」も「心豊かな産業人を育成する」も全部大事な言葉ですから、よく覚えておいてください。

■さて、その「目指す学校像」を実現するために、少し具体的にした目標の「重点目標」というのがあります。5年ぐらいのスパンで取り組んでいく中期目標ですが、本校は。その重点目標というのが4つあります。

■本日は、時間がないので4つのうち、重点目標1と4の2つ紹介します。

■重点目標1は、「主体的な学びの実現と確かな学力の育成」というものです。

■先ほども出てきましたこの「主体的な学び」という言葉。「主体的」というのは、自分から率先してということ。ですから「主体的な学び」とは、自分から率先してやる学びということです。人にやらされていやいややっているとつまらないし、身に付きません。その反対に、人にやらされているのではなく、自ら率先して学びに向かうと楽しいし、どんどん身に付きます。先ほど「授業が楽しいこと」と言ったのはそういう意味です。

■過去3回実施しました「校長表彰」でも、この「主体的な学び」という文言がよく出てきます。例えば、【本校の重点目標である「主体的な学び」をよく実践し他の模範となりました】といった具合です。

■別にいい点数を取らなくてもいいんです。間違えてもいいんです。先生の質問に進んで発言したりして、自分から率先して、授業に向かうことが大事で、そういう生徒は表彰対象になります。結果的に学びが身に付き、楽しくなり、成績が上がるということです。

■前置きが長くなりましたが、本日の本題は、重点目標4の方です。

■重点目標4は「社会で通用する産業人の育成と部活動の充実」というものです。

■この中の「社会で通用する産業人」という部分が大変重要です。

■「産業人」というのは、産業に従事する人という意味で、言い換えると仕事をする人ということです。

■つまり、自分が就職していろいろな人が共存する社会でしっかりやっていける人ということです。皆さんにそういう人になってもらいたいと願っているわけです。

■それでは、どうしたらそういう人になれるのでしょう。

■仕事がしっかりできるということも大事です。そのために、いろいろな資格を持っていることも大事です。しかし、それよりももっと大事なことがあります。

■前回の校長講話で、「先生方は経験が豊富だからいろいろと相談してみてください」という話をしました。それが答えです。いろいろな人が共存する社会でしっかりやっていくには、いろいろな経験が必要だということです。その中でも、特に苦労した経験というのは価値が高いです。昔の人は「苦労は買ってでもしろ」とよく言ったものです。

■皆さん、今のうちに苦労をたくさんしてください。苦しいこと、悲しいこと、辛いことの経験は、今後の人生の財産です。なぜなら、苦しい思いをした分、人は優しくなれるからです。自分が苦しみを知っているからこそ、人の苦しみを理解できるのです。

■私からすると、高校生なので仕方がないのですが、皆さんはまだまだ経験が足りません。苦労の経験が足りないから、人にも優しくない。人の苦しみを理解できていないということです。

■皆さん、今年度の締めくくりである3学期、人の苦しみを理解できる優しい人間になるため、精進してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

■さて、最後3点目。これも2点目と同じ「社会で通用する産業人」に関連して、授業の中で皆さんに身に付けてほしい力(スキル)についてのお話です。

■先ほども話しましたが、就職して社会に出たら、自分の好き嫌いに関係なく、多様な他者(様々な特徴を持つ人たち)と仕事をすることになります。そこで通用する、つまり、しっかりやっていくには、先ほどお話しした経験値が重要ですが、その他に身に付けておかなければならない力(スキル)というものが2つあります。

■1つ目は、分からないときに、人に「教えて」と頼む、「人の力を借りる力」というものです。2つ目は、分からない人を放っておかずに声をかける、「人に力を貸す力」というものです。この両方とも大切な力(スキル)です。

■社会に出たら、仲間と協力して一つの仕事を成し遂げなければならないという場面が多くあります。いろんな性格のいろんな人がいて、そういう人たちと協力しながら、上手くやりながら仕事をしていくのです。このとき必要なのが、この2つの力(スキル)なのです。

■社会に出ても急にはできないので、今のうちに授業の中で身に付けてください。日々の授業の中で、クラス全体でこのスキルアップに挑戦してください。そうすれば、大事なスキルが身に付くほかに、3学期が終わるとき、更には高校3年間が終わり卒業するとき、母校はとても愛しいものにもなっているはずです。

 

■さて、本日は3点、話しをしました。

■1点目は、緊急事態宣言の下での新型コロナウイルス感染防止対策についての話。

■2点目は、本校の「目指す学校像」と「重点目標」を通して、「社会で通用する産業人」になるために「苦労は買ってでもしろ」という話。

■3点目は、同じく「社会で通用する社会人」になるために、「人の力を借りる力」と「人に力を貸す力」を身に付けてという話でした。

 

■それでは、今年度を締めくくる3学期です。新型コロナ対策を万全に行いながらしっかり自分を磨いてほしいと思います。皆さんの健闘を祈ります。